『FLOWORDS』Vol.4
『FLOWORDS』Vol.4
スペース:<エ-45>
サークル名:双葉文学カフェ
第十五回文学フリマ
開催日:2012年11月18日(日)11時〜17時
会場:東京流通センター 第二展示場(E・Fホール)
公式サイト:http://bunfree.net/
頒布価格:500円
第15回文学フリマで『FLOWORDS』Vol.4を頒布します。
今回の新刊4号では、今年最大の話題作である『おおかみこどもの雨と雪』を特集。
特集「空間・空想・想起」のコンテンツレビュー集では、「場所」と「記憶」をめぐるコンテンツ・レビューを掲載。〈3.11〉以降の震災をめぐる場所と記憶の問題や、現代アニメにおける「聖地巡礼」について考える。
さらに、現代における重要な物語メディアであるエロゲーにおける「ループもの」についての大型論考を掲載。
幅広い視点から、2012年における「物語」を真摯に思考する同人誌となりました。
また、座談会「就職と進学」では、二十代から三十代の同人メンバーによる進路についてのあれこれを語り尽くします。
研究と生活のはざまで悩んでいる方は、ぜひ手にとって参考にしてみてください!
特集の巻頭ページ、いくつかの論考の1ページ目、もしくは数ページを、お試し用公開ページとして、PDFファイルとしてアップしていますので、ぜひ試し読みしてみてください!
目次
【特集 『おおかみこども』が語る/ 『おおかみこども』を語る】
巻頭言
s_mirai
PDF→●
【討論会】『おおかみこどもの雨と雪』を語る
双葉文学カフェ
「語る」雪、「吠える」雨
――〈動物〉によるポストモダン
茂木謙之介
PDF→●
細田守作品解題
s_mirai&ヘルプライン
【特集 「空間・空想・想起」のコンテンツ・レビュー集】
巻頭言
伸井太一
PDF→●
沼地に横たわる子供たちを忘れない
〜The Smiths, Suffer Little Children〜
杉山長之
思い出そうにも忘れられないとすれば
――楽団ひとり『リプレイ』
イワシタトモヨ
気仙沼産地直送
――SCK GIRLS『ありがとうの言葉』
ヘルプライン
春くる死神が住む時・灰色狼の棲む街
――桜庭一樹『GOSICK』
N.Y.City
実業都市・上海
――茅盾『子夜』
城里閑
「ここではないどこか」へ
――ヤマグチノボル『ゼロの使い魔』
良野通
ロスト・イン・コメモレーション
――アニメ『輪廻のラグランジェ』『 TARI TARI』『ココロコネクト』『氷菓』等のレビュー集
伸井太一
PDF→●
【論考】
先生と私にとっての東京
――夏目漱石『こころ』
ゆきこのこ
憂鬱と衝突する夢を見る
――『メランコリア』夜話
蛭
ループする世界の行方
――『Hyper→Highspeed→Genius』、『無限煉姦』、『 古色迷宮輪舞曲』に見る「ループもの」エロゲーの変遷
良野通
PDF→●
二つの「ぐるり」
――映画『ぐるりのこと。』
ヘルプライン
少年マンガに擬態した、女のためのおとぎ話
――『ちょびっツ』論
まわた
強大な作者と対峙するには
――多和田葉子『雪の練習生』における「 カワイイ」をめぐって
茂木謙之介
PDF→●
【書評】
『ムスリムの葬礼』(霍達)
城里閑
【座談会】
就職と進学
――「アガリ」なき時代に
双葉文学カフェ
【エッセイ】
スローである、ということ
紫ぺぬこ
震災とヤンキー
ヘルプライン
ハンセン病療養所で文芸同人誌を読むということ
佐藤健太
オタクと古典芸能好きって実は親和性あるんじゃないかの記
ありやけ
会えてしまった経験、あるいは(「ていうか」?)ただの自慢
土屋慶文
今さらベルばらを読んでみたという話
s_mirai
また、前回までの文フリで頒布した『FLOWORDS』Vol.1、Vol.2、Vol.3の再販も行います。
店頭などでの委託は未定ですので、こちらもぜひ合わせてお買い求め下さい。
では、11月18日、文学フリマでお会いしましょう!
双葉文学カフェ一同
責任編集:ぱんきょ&ヘルプライン
(お問い合わせはヘルプラインまで。→helpliner(at)gmail.com)